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──「東大生と合コンしたい!」。婚活ブームの影響もあってか、
よその女子大生から東大女子にそんな依頼 が舞い込むという。 だが、当の東大男子の「恋愛偏差値」はというと──。── 女性に言われたい言葉は、 「東大生っぽく ないね」 文系学部3年のリョウさん(21)は昨秋、就活セミナー会場で今の彼女と知り合った。 休憩時間、一人で携帯をいじっている彼 女に声をかけた。ナンパの経験はないが、就活の話題を振ればいい──自然な演出が頭に浮かび、背中を押した。 就活情報を交換しながら、お互いに 簡単な自己紹介をした。 「初めて東大の人と会った」 そう言われ、ドキリとした。答えようによっては、変なイメージで見られる……。 まじめな法学部生のイメージで、眼鏡の縁を人さし指で上げるしぐさをして見せた。 「東大なんて気持ち悪いやつばかりだよ。民法100条について議 論しよう……だなんて」 話がはずみ、帰りに食事に行った。ケータイを突き合わせ、赤外線通信で連絡先を交換した。 後日、二人で会っ た。待ち合わせ場所は地下鉄「東大前」駅。 「実際に、見に来ない?」 彼女に電話をした際、法学部生の話をすると、またウケた。そうして 二人で会う約束にこぎつけていた。 正門から入り、法学部のラウンジへ。ちょうど、リョウさんがまねして見せたような法学部生が判例の議論をして いた。 「本当にいるんだぁ」 彼女は笑っていた。 ■「意外と普通ね」と彼女 地下鉄に乗り、池袋の居酒 屋へ。下心はあった。お酒を勧めた。自分から質問を投げかけ、相手の言葉を待った。 聞き上手はモテる──。 「彼女 口説き方」 ネットの検索窓に入れた結果、導き出した答えだった。 居酒屋からカラオケボックスへ。個室に入ると、彼女が体を密着させる。イケる──唇をつけ た。舌が入ってきた。 「俺たち、つき合わない?」 すると彼女は、 「もう、キスしたじゃない」 リョウさんは言う。 「東 大生というだけで、ガリ勉でまじめで遊びを知らないといったマイナスイメージが強い。半面、少し機転を利かせば数倍のイメージアップになる」 法 学部3年のトモヒロさん(21)は昨夏、議員インターンシップに参加した。ある日、議員夫婦の食事会に誘われた。 「恋人がいないんですよ」 そんな話をすると夫人は、 「うちの娘を紹介するわ」 後日、娘さんと会った。食事をしながら、何げない会話をした。彼女がポツリと言っ た。 「意外と普通だね」 後日、マイミクした彼女の日記を覗いてみた。会う直前の日記にこう書かれていた。 「お母さん、マジで高 学歴の人とばかりお見合いさせるのは、やめてほしい」 ■「性体験がない」は45% よくも悪くも色眼鏡で見られがちな東 大男子。本誌調査(グラフ参照)では女性とつき合った経験がない男子が28%、性体験のない男子が45%いた。決して、女性経験は豊かではない。 「い ざという前日、夜じゅうコンドームの自販機を探し回ったが、なかった。困って翌日相談すると、コンビニに売っていると教えられた」(文系学部2年) 取材の中で、そんなエピソードも聞いた。その大きな要因は、男子校出身者の多さだろう。昨春の入試で東大に合格者を出した上位10校のうち、中高一貫の男 子校が8校を占め、その8校の合格者数が全体の2割を占める(浪人生を含む)。東大生の男女比率は、学部全体でも男子が約81%を占め、進学後も男子校に 似た空気が流れる。 ■遊んでそうな子が怖い そんななか、異性との出会いのキッカケで最も多いのが、複数の大学の学生が 集まる「インカレサークル」。インカレのテニスサークルに所属する工学部2年のケンさん(20)は入会前、周囲からこんな話を聞いた。 「テニサー は、飲みサーで、ヤリサーだよ。一番数が多くて、本気でスポーツをやるようなところばかりじゃない」 中高一貫の男子校から東大へ。女性とつき 合った経験もなく、異性の友人すらいない。初めてのサークルの飲み会では、バラ色の大学生活を予感した。 集まったのは、東大1年生の男子約20 人に対し、他大学の1年生の女子約40人。 しかし、いざサークル活動が始まると、彼女たちの様子がおかしい。特にテニスをやるわけでもなく、飲 み会だけに参加する子もいれば、早々に姿を消す子もいる。1年後には10人程度しか残っていなかった。 「サークル内に彼氏ができた途端、来なくな る子もいた。テニスとは表向きで、出会いを目的に来ている人が多かった」 東大のインカレには特徴がある。文系学部2年のレイジさん(21)は、 「東大生限定」の言葉に魅力を感じ、インカレのテニスサークルに入った。 「僕だけではないと思いますが、女性経験では他大学の男子に引け目を感じ る人が多い。インカレも、男性側は東大だけというサークルが大半です」 調査では恋人にしたい、結婚したい有名人の名前も聞いた。1位はいずれも 女優の堀北真希。以下、「清純」イメージの強い女性の名前が並ぶ。理系学部4年のセイジさん(23)は言う。 「化粧の濃い子や、髪を明るく染めて る子は、サークルでも敬遠される。恋愛経験が少ないぶん、そうした遊んでそうな女の子は怖い。だから、インカレといっても、お嬢様系の決まった女子大の学 生が多い」 とはいえ、やはり女性経験の乏しさが壁になる。先のケンさんは1年もたたずにサークルをやめた。最後まで飲み会の雰囲気になじめな かったからだ。誰かに酒を飲ませて酔わせ、バカ騒ぎする──そんなお決まりの流れに嫌気がさした。 「女性との会話が下手なぶん、それぐらいしか盛 り上げる方法がないのかもしれません」 それでも、サークルで生まれて初めて彼女ができた。初デートは、友人も交えたグループデート。彼女と話を したいが、ついつい男の友人とばかり話してしまう。帰宅後、メールの返信にも時間がかかった。焦れば焦るほど長文のメールになる。次第に彼女の態度も冷た くなり、自然消滅した。 ■疑似恋愛ゲームに没頭 文系学部3年のシンゴさん(21)は、女性とつき合った経験がない。も ちろん、性体験もなし。開成中高から東大へ。サークルには属していない。 ただ、彼女は欲しい。一度、同じクラスの女の子を好きになった。相談す る友人もおらず、悩んでいるうちに、その子に彼氏がいることを知った。 高校時代から、恋愛シミュレーションゲームにハマっている。結婚したい相 手として、そのゲームに登場するキャラクターの名前を挙げた。魅力を問うと、 「お姉さんの結婚式にたくさんの人を集めようと、木彫りのヒトデを 作って渡す。そんな優しさに惹かれました」 東大に入り、最初は女性と話すだけでも緊張したが、次第に慣れてきた。恋愛の話も聞く。相変わらず恋 愛シミュレーションゲームは続けているが、男性が転げ、不意に女性の胸に触るシーンなどがあると、 「あるわけないじゃん」 今では、そう 突っ込む自分がいる。女性経験がないことに対する焦りもない。 「東大だし、それなりのところに就職できるだろうし、結婚できない不安はないです ね」 (文中カタカナ名は仮名) 編集部 澤田晃宏 (3月15日号) ソース:http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20100315-00000002-aera-soci 【復縁マニュアル】女性限定 『復活愛の極意 元カレと寄りを戻す方法』PR |
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